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ロンドンの名物
ロンドンバス(ルートマスター)
イギリスのアイコンとして親しまれてきたロンドン名物の 「通称ルートマスターRoutemaster」という名の 旧型ダブル・デッカー・バス(赤い二階建てバス)を移動媒体・イベントツールとして利用。一般的なアドトラックとは一線を画す存在感、ファッション性の高さで高い注目度と話題性を創りだします。是非、企業や商品のブランドアップにご活用ください。
【豆知識】
ルートマスターはデザインにもこだわりました。当時のロンドン交通局・メカニカル・エンジニア部門チーフであったBill Durrant指揮のもと、工業デザイナーであったDouglass Scott氏が外部の優秀な人材を起用してデザイン。フロントエンドのデザインをはじめ、ボディスタイリング、そしてタータン柄の座席シートなど、すべてのデザインが彼らの手によってアイコニック的ものとして生み出されたのです。
車体サイズ 車長:8,460㎜ 車幅:2,430㎜ 車高:4,380㎜ 車両重量:7,480㎏ 乗車定員(スタッフ含む):1889号 1F 27名 2F 36名 備考 クライアント審査:あり デザイン審査:あり(入稿の3営業日前まで)仮押え:不可 入稿日:走行開始日の1カ月前(校正2回) 冷暖房完備:なし 窓部分のラッピング:不可
【ロンドンバス(ルートマスター)の歴史】
第二次世界大戦中にハリファックス爆撃機の製造に参加したロンドン交通局が、そこで取得した新しい技術と軽量のアルミをバス開発に導入。従来の56席という座席数を64席へ、車幅は2.28メートルから2.43メートルに拡大することにも成功したことで、軽くてしかもより多くの乗客を運ぶことのできるルートマスターバスが誕生したのです。
本格的な生産が始まる前には、4台の試作車が作られました。RM1とRM2にはアソシエイティッド・エクイップメント社(Associated Equipment Company)のエンジンとパーク・ロイヤル社(Park Royal)のボディを使用。続いてRM3とRMC(4台目の試作車)にはレイランド社(Layland)のエンジンが使用されたそうです。
これらの試作車にさまざまなテストと改良が施され、ロンドンの街にルートマスターが初お目見えしたのが1956年。またたく間に、ロンドンの愛すべき存在になり、観光の目玉にもなりました。そして1980年代には英国各地でもルートマスターが導入されるまでになり、1968年までに2,760台のルートマスターが製造されたそうです。